【絵本の読み聞かせ方のコツ】想像力がみるみると広がるから、子どもが自然と耳を傾ける!

絵本の読み聞かせの重要性

絵本の読み聞かせは、保育の現場でよく行われています。

 

保育士の皆さんは、一体どのようなことに気を付けて読み聞かせを行っているでしょうか?

 

 

子どもの注意が惹きつけられません・・・。

どうしたら楽しく絵本の読み聞かせができますか・・・?

 

 

そんな風に悩む保育士さんもいることでしょう。

 

絵本の読み聞かせは、子ども達にとって受動的な活動とも言えるかもしれません。

しかし、上手な読み聞かせ方が実践出来れば、子どもの想像力を養うサポートが出来る、とっても大切な場となります。

 

是非、この機会に、絵本の適切な読み聞かせ方法について学んでいきましょう。

 

 

絵本を読むときに気を付けること

1.全員の注目を集めてから読み始める

絵本を読む前に、導入として手遊びを取り入れると良いでしょう。

 

 

[はじまるよ♪]や・・・、

 

 

「おはなしおはなしパチパチ♪」などの手遊びが有名ですね。

 

 

最後に「手はお膝♪」「静かに聞きましょう~♪」などで締めることによって、場も静かになりますし、保育士の方に注目が集まります。

そして、子ども側からしたら絵本を読むための心の準備が整うのです!

 

 

☆このような参考になる動画もありますので、是非参考にしてみて下さいね!

 

 

2.はっきりと聞き取りやすい声で読む

声のトーンは大事です。大きすぎても、小さすぎても子どもの想像力の妨げになってしまいます。

適切な声量を、場に合わせて考えましょう。

 

子どもを上手に惹きつけることが出来ていれば、そんなに大声を張らなくても子どもは物語を集中して楽しんでくれますよ。

 

元気に読む話もあれば、少しゆったりと読むと良い話もあります。

例えば・・・、寝る前に読む本は、優しい声で静かにゆっくりと読むことがオススメです。

 

 

3.間を大切にする

ただ読むだけではなく、【間】を意識して下さい。

 

物語に大きな動きがあった時や、登場人物の感情に動きがあった時などには、敢えて【間】を多めに取ると良いでしょう。

子どもたちも、「ん・・・、なんだ!?」と絵本の世界に引きこまれていきます。

 

絵本の読み聞かせ、といっても、ただ読むだけがテクニックではありません。

読んでいない時間も、読み聞かせの大切な時間。

 

文章と文章の間の、数秒の空白をつくることで、読み聞かせの質がグッと上がることでしょう。

 

 

4.むやみに演技をし過ぎない

 

個人的には、読み聞かせの際に大げさな演技は必要ないと思っています。

 

子ども自身が持つ想像力を存分に働かせる為にも、保育士側が絵本の内容を印象操作し過ぎてはいけない、と感じるからです。

 

実際、現場には大げさな演技をして読み聞かせを行う保育士が多いです。

その方が、子どもが興味を持ってくれるのですよね。

 

しかし、それでは【絵本の読み聞かせ】ではなく、【〇〇先生の一人芝居の劇場】になってしまいます・・・。

 

もし、子どもが熱中して読み聞かせを楽しんでいたとして・・・。

 

子どもが興味を持っているのは本当に【絵本の内容】でしょうか?

もしかしたら、子どもが見ているのは【あなたの演技】だけではないでしょうか・・・?

 

 

絵本には作者の思いがあります。(あなたの思いではなく、作者の表現する世界があるのです)

 

その世界観を、子どもは「耳にした文章」「目にしたイラスト」から読み取ります。

 

むやみに内容を付け加えたり、大げさな演技をすることは、子どもへの印象操作をすることに繋がり、子ども自身の想像力の妨げとなります。

発達の観点から見ても好ましくありません。

 

絵本の読み聞かせにおいて、あくまでも主役は【絵本】です。

子ども一人ひとりが、絵本の内容に耳を傾け、思いを馳せることが出来るよう、私たち保育士はサポートするだけで良いのです。

 

 

ただ、全く抑揚のない淡々とした読み方をしただけでは、子ども達の興味は惹きつけられませんよね。

 

その為、難しいことですが、

保育園で絵本の読み聞かせを行う際は、程ほどに感情を込める!ということを心掛けて下さい。

 

 

5.地の文と、会話の文の読み方を変える

程ほどに感情を込める、ってどういうこと・・・?と悩んでしまった方もいることでしょう。

 

もし工夫をするのであれば、《地の文》と《会話の文》では読み方を変える、ということを意識して下さい。

 

例えば、《地の文》をハキハキと読み、《会話の文》では柔らかい読み方に変える、といった具合です。

 

 

また、大げさな演技は必要ありませんが、声に出して読む際の “早さ”も変えてみると良いと思いますよ!

 

緊迫した場面では、少しだけ早口に。

穏やかな場面では、ゆったりと丁寧に。

 

 

あとは、子どもが自分の持つイメージ力を存分に使って、私たちが表現しなかった世界のことを、独りでに補っていきます。

 

そう、『あえて表現をしない』ことにより、『子どもが自分で想像する』ことが出来るのです。

 

 

優しく、丁寧に、それでいて大げさな演技は付け足さない・・・。

 

 

子ども達の想像力が、自然と働いていくような、素敵な読み聞かせ方を目指しましょう!

 

 

個々への配慮も忘れずにしましょう。

 

クラスの全員に向けて絵本の読み聞かせを行う場合に、配慮しなくてはいけないことがあります。

 

それは、全員が全員絵本を読みたい気分だとは限らない、ということです。

また、絵本の読み聞かせが大好きな子どももいれば、あまり好きではない子どももいます。

 

みんなそれぞれ違う人間ですから、当たり前のこと。

 

だから、《静かに聞いている子は偉い》とか《聞いていない子どもは集中力が足りない》などというように、絶対に決めつけてはいけません。

 

集団保育の場でも、子ども一人ひとりの思いに気付き、個性を受け止めていくようにしましょうね。

 

 

『絵本が始まったら、場の空間が変わる』そんな読み方を考えてみて下さい!

絵本を読み始めたら、その時から空間はもう絵本の世界です。

 

絵本から溢れ出ている世界観を、上手に広げられていますか・・・?

そして子どもたちは、その世界観を感じ、味わうことが出来ていますか・・・?

 

 

子どもたち一人ひとりが、存分に心を動かし、想像し、空想する。

 

 

本当の意味で絵本楽しめる時間となるようにな、素敵な読み聞かせ方法を覚えていきましょうね!

 

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