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保育の現場は、実は業界用語で溢れてる・・・!?
りこ
保育業界って、保育士さんしか使わないんじゃない・・・💦っていう言葉が実は多いですよね・・・。
私は、異業種から保育士へと転職しました。
そのこともあってか、保育士になってからの数ヶ月は、分からない言葉が度々出てきて戸惑った経験があります。
保育士になる前から知っていたら、もっと働きやすかっただろうな・・・。つくづく思います。
今回は、かつての私の苦労した経験を活かして、保育の現場でよく使う記事にまとめてみましたよ!
保育園でよく使う様々な言葉をまとめていますので、是非参考にしてみて下さいね。
(業界用語と言える専門的な表現から、子ども向きの幼児語、子どもが罹りやすい感染症の名前・・・などなど多岐に渡って記載しましたよ!)
保育園でよく使う言葉まとめ
保育園全体
【よく使う言葉】
プリプリ ⇒ 遊びや製作などの保育のネタが紹介されている、保育士さん向け専門誌
(*数ある保育士向け雑誌中でも、多くの保育士から人気を集めている。他には、『ピコロ』『ポット』などの保育雑誌が有名)
壁面 (へきめん)⇒ 保育室の壁に貼る装飾
窓面 (まどめん) ⇒ 保育室の窓に貼る装飾(窓の外からも見られるように両面にデザインを付ける)
家庭数 ⇒ 園児全員ではなく、実際の家庭の数(配布物の無駄をなくすために、「このお便りは、家庭数で配って下さい」などと使います。)
りこ
保育園に勤めてすぐ、先輩に「プリプリを参考にしたら?」とアドバイスを頂いたのですが、“プリプリ”を知らなかったので、オロオロしたことがあります・・・
アイテム
氏名印 ⇒ 子どものフルネームのはんこ
個人マーク ⇒ 子ども一人ひとりに割り振られたマークシール
申し送りノート ⇒ 子ども、保育のことで職員全体に共有したいことを記すノート
子どもの活動
【製作】
製作 ⇒ 子どもが行う季節の製作物のこと
フィンガーペイント ⇒ 指先に絵の具を付けて描く絵
にじみ絵 ⇒ 描いたイラストを水で滲ませて楽しませる絵
はじき絵 ⇒ クレヨンで描いた絵の上に、絵の具を塗る絵(クレヨンの部分の色が浮き上がる)
ひっかき絵(スクラッチ) ⇒予めクレヨンなどで画用紙に隙間無く色を塗り、その上から黒色を塗ったもの
を、尖ったものでひっかいて表現する絵
タックシール ⇒ 製作などで使用する丸シール(大きなサイズから極小のサイズまである)
タンポ ⇒ 絵の具を付けて、紙の上に叩いて描くための道具
りこ
製作は、子どもの発達を考慮した上で、様々な表現技法を用います。その為、それぞれの表現技法の“名称”と“その特徴”を頭に入れておくことをオススメします。
発達(遊びや関わり)
平行遊び ⇒ 同じ遊びをしながらも、相互に関わりを持たない状況(幼児の発達に伴って表れる)
見立て遊び ⇒ 実際に目の前にはないものを想像し、見立てて楽しむ遊び
模倣遊び ⇒ 身近な存在をまねして遊ぶこと
粗大運動 ⇒ 全身を使った大きな運動
微細運動 ⇒ 手や指先を使った細かい動作を必要とする運動
生活
午睡 ⇒ 食後に行う昼寝のこと
午睡チェック表 ⇒ 昼寝中に子どもの健康状態(呼吸、顔色、体勢)を確認するチェック表のこと
*0歳児は5分に1度、1歳児は10分に1度・・・、など、年齢によってチェックする頻度が異なる
補食 ⇒ 昼寝明けのおやつ・延長保育中のおやつのこと
子どもへの声掛け
【乳児向け】
「たっちぽん」⇒「立ってね」
「ないない」⇒ 「お片付け」
「お壁ぺったん」⇒「壁に寄ってね」
「手はお膝」⇒ 「手を膝に置いてね」
「《集まれ》するね」⇒ お皿に残った食材をひとまとめにすること
「ピッカリーン」 ⇒ お皿の上の食材が空になったこと
りこ
保育士用語というだけでなく育児用語とも言えますね。子どもとコミュニケーションを取る上での、子どもにとっての伝わりやすい言葉です。
病気、体調
【感染症】
溶連菌 ⇒ 症状に《発熱》《イチゴ舌》《喉の痛み》《痒みを伴う赤い発疹》などがある
*風邪と症状が似ていて間違いやすい、感染リスクに気を付ける
ロタウイルス感染症 ⇒ 激しい嘔吐、下痢、39℃以上の発熱
RSウイルス ⇒ 発熱、鼻水などの症状が数日続き、酷くなると喘息を伴う呼吸困難が出ることもある
*注意:感染力がとても高いです!
手足口病 ⇒ 口の中や周りの手足の先に水ぶくれ状の発疹が現われる
ヘルパンギーナ ⇒ 39℃以上の熱が数日続き、喉が赤く腫れて小さな水疱が出来る
咽頭結膜熱(プール熱)⇒ 喉の痛み、目の充血、39℃前後の発熱が数日続く
補足:夏になると子どもを中心に患者数が増える感染症として、手足口病、ヘルパンギとーナ、咽頭結膜熱(プール熱)は合せて[子どもの三大夏風邪]と呼ばれています。
☆感染症のことについては、こちらのサイトがとても詳しくてオススメです!
参考 知っておきたい 家庭の感染と予防
*関連記事です。
【保育園への登園目安とは】子どもが罹りやすい感染症【まとめ】【皮膚症状】
水いぼ ⇒ ウイルス性の皮膚感染症、水いぼに接触することで感染するリスクがある
(*日常生活では、露出する部分を服や包帯、絆創膏などで覆う必要がある)
【薬】
プロペト ⇒ ワセリンの一種で、肌の保湿やかぶれを軽減させるために塗布する
(*保育園でお預かりすることの多い薬剤の一つです)
エピペン ⇒ アレルギーによる重篤な症状(アナフィラキシーショック)に対する注射薬
(*重篤なアレルギー症状のある子どもの場合、お預かりすることがあります)
ピューラックス ⇒ 医薬品の殺菌消毒剤で、嘔吐物の処理やおもちゃの消毒の際に用いる
【その他】
再検(さいけん) ⇒ もう一度検温をすること
アレ ⇒ “アレルギー”の省略形で『卵アレ』『小麦アレ』などと使う
除去食 ⇒ アレルギー食材を除去した食事
りこ
似ている症状の感染症などは、頭がごちゃごちゃになってしまい覚えるのが大変でした・・・。看護師さんだけでなく、保育士の立場としても、感染症の症状や特徴などを知っていると、子どもや保護者への対応において力になれるでしょう。
書類関係
ねらい ⇒ 1年、1ヶ月、1週間、1日単位で設定する、子どものどんな成長を促すかという目標
内容 ⇒ [ねらい]を達成するために指導する事項
月案 ⇒ 月のねらいや、活動の目的を記したもの
日案 ⇒ 1日の活動予定と、実際の振り返りを記したもの
児童表 ⇒ 子ども1人ひとりの発達を記録するもの
個別指導計画 ⇒ 子ども一人ひとりの指導計画、[現在の姿][ねらい][内容]などを記す
本児 ⇒ 《その子ども》という意味
他児 ⇒ 《他の子ども》という意味
玩具 ⇒ 《おもちゃ》のこと
りこ
個別指導計画と呼んだり、個別カリキュラムと呼んだり、書類によっては各保育園ごとに言い回しが少しずつ違うこともあります・・・!
保育業界で使用する言葉を知ると仕事も捗る!
『保育士さんとして働くのであれば、是非知っておいた方が良い』、そんな用語をまとめました。
こうやってまとめてみると、保育業界で用いる言葉は沢山ありますね~・・・。
私が保育の業界に入ったばかりの頃、他の保育士さんが使う言葉の中に度々知らない単語がありました。
なんとなく分かる言葉もあれば、知らないと全く意味が分からない言葉まで色々と・・・!
保育業界は実は業界用語で溢れているので、知らないと所々で戸惑います。
しかし、知ってさえいれば、そんな悩みもすっかりなくなり、働きやすくなりますよ!
保育士さんとして円滑なコミュニケーションのためにも、保育業界での言葉を知っておきましょう。
きっと、働く上で、自分の大きな助けになると思いますよ。
(ちなみにこの用語集は、随時追加していく予定です!)
りこ
本日の記事はここまで! 最後まで読んで頂きありがとうございました。
無理なく、必要な知識を増やしていきましょうね!
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